銀魂ネタバレ532話ネタバレ・感想　月詠登場！？【ジャンプ15号】

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第五百三十二訓

敵船へと飛ぶ土方「おおおおおおおおおぉおお！！！」
「！！」
飛び移る瞬間　同時に敵船へと飛ぶ銀時に気が付く土方
そして共に爆炎をくぐり抜けつつ敵へと斬りこんでいく二人

銀時「どうやらっ　なんとか祭りにゃ間に合ったらしいな！葬式にゃ出られなかったんだせめて弔い合戦くらいは参列しねぇと
将軍に化けて出られても困るしな！！」
敵を斬り倒しながら会話をする銀時達
土方「てめぇら…！！ここに来た意味が解ってんのか！！」
「俺達とゆけばてめぇらももうこの国には…！」
どの道もう戻れねぇさとこたえる銀時　いつの間にか今更俺達だけじゃ引き返せねぇところまで来ちまったのだという
銀時「俺達にもし戻るところがあるならば　そこは　お前らもいる場所だ」

戻るのならば　ヘッポコ警察もヘッポコテロリストもサディストも化け物も一緒だという銀時
「万事屋（おれたち）の帰る江戸（ばしょ）は　いつからかそんなところになっちまったよ」
「ったく人間ひとつの所に長く腰掛けるもんじゃねぇな　いつの間にか苔まみれだ」
背中わせに「…ああ違いねぇ」とこたえる土方

土方「（近藤さん　正直に言うよ）」
「（俺は今まで江戸を護るなんざただの任務としか捉えてこなかった　真選組が真選組であるために　俺達が侍であるために
ただ剣を振るってきた　だが今　心の底から思うよ

ー江戸を護りてぇ　俺達の居場所を護りてぇ
近藤さん　俺はようやく
真選組になれたよ　）」

佐々木「総員戦闘準備　黒縄島に到着次第脱獄囚並びにその協力者達の処理にあたりなさい」
場面は佐々木達へ　どうやら三隻の飛空艇で黒縄島へと向かっている途中の様子
広間に集まった部下たちは佐々木の命令をきき終わって散っていく
最後に一人残っている信女「…任務それだけ」
いい加減にしないと長官もスネちゃいますよとかえす佐々木だったが
他に斬らなきゃいけない相手がいるんじゃない　と信女も引こうとしない
信女「ー近藤達が本当に番兵を虐殺し脱走したとでも」
佐々木「さてね…わざわざ同じ監獄に桂を収監させてあげたんです　それくらいやってもらわないと困りますけどね」
信女「？」
そのまま　喜々公の暴政を市政に晒して反乱分子を煽ったのも桂を近藤の所に送り込んだのも反乱を喚起させ連中を一掃するためだったのかと問い詰める信女
佐々木「真選組（かれら）を潰したいだけなら近藤と共に全員処刑に処していましたよ
私が掃除したかったのは彼らも含めたもっと大きなものです　ですが準備が整う前に
あなたの旧い友人に勘付かれてしまったようですが」
間に入る　奈落の部下たちに何やら指示を出している朧の描写　やはり島には来ている様子
「いたしかたない　少々予定は早まりましたがどの道侍（かれら）は滅びるさだめ…
警察の最後は警察が見届けてあげましょう」
「見廻組と真選組　最後の決戦です」

＊「おい交代の時間だ　どうだ脱獄囚は…」
＊「いや　どうやらまだ塀の外には抜け出せていないようだな」
近藤「そりゃそうだ　今から出ようと思ってたところだからな」ガッ
桂「悪いが見張りの続きは夢の中でしてくくれ」
場面は桂達へ　壁の上から外を監視する見張りの兵を後ろから絞め落とそうとしている近藤と桂
桂「よしうまくいったな　松平外の様子はどうだ…あれ？松平は…？」
近藤「いやそれとっつぁんんん！！！」
桂に後ろから締められ鼻水とよだれを垂らしている松平
ややこしい格好をしおって！という桂に「お前も同じだろが！」とツッコむ近藤
そして残っていたもう一人の見張りに見つかってしまう
見張りをつかまえる近藤「あわばばばば！早く黙らせろォォ！！」
近藤を締める桂「近藤しっかりしろォ！おのれ近藤を離せェェェ！」
近藤「いやそれ近藤ォォ！」
桂を締める松平「待ってろ近藤皆で力を合わせるんだ！！」

近藤「何を合わせんの！？バカとバカを合わせても生まれるのはバカだけ！」

しかしなんとか見張りを気絶させ事なきを得る
だがそこから遠くに見える海岸には既に今丁度到着した様子の見廻組の船が
近藤「ーあの様子じゃトシ達も島には近づけねぇ　何より助けが来るまで俺たちがもつかどうか…」
桂「….来るさ　必ず」
「心配いらん　アイツラにはやつがついてる　近藤　お前が塀の外に希望を残してきたように俺もとっておきのを残してきた」
「ーあの男を」
小舟に乗り換え島付近に到着した様子の銀時達の描写

望遠鏡で島の様子を伺う銀時　沿岸に停泊している見廻組の船や上陸していく多くの人影が目に飛び込む
銀時「思った通りだ　島でも何か起きてやがる　あの厳戒態勢を正面から突破するのは無理だ
大型船を捨て緊急用小型艇に乗り換えて正解だったな」
土方「テメェらが暴れすぎて船沈めちまっただけだろーが！！なんであんなところまで手漕ぎで行かなきゃなんねぇんだ！！」
もたもたしてたらテメェらの大将首になっちまうアルヨぐず共　とボートを漕ぎながら声をかける神楽
銀時達のボートは神楽が漕いでいるためか　かなり速い
土方「てめぇらはいいよね変なチャイナモーター付けてっから！こっちの身にもなれよ！！」
更に　あれしきの小競り合いで早くもバテてんの？とばかにし始める銀時
銀時「やれやれ　まだ戦は始まってもいねぇんだぜ　真選組と桂一派
しょせんてめぇらが手を組んだ所で万事屋単体にもかなわねぇって事だな」

土方「漕げェェええ！！真選組も攘夷志士も関係ねぇ協力して奴らより早く島につけぇえぇ！！」
土方のボートの漕ぎ手は斉藤とエリザベス　二人に号令をかける土方
エリザベス『遂にプラカードの出番だな　オールにも似てるしお前もこれでいこう』
斉藤『じゃあ私はノートで声援をおくろうファイト！』
エリザベスがマウントをとり暴れ始める二人
土方「…..」
そして周囲の隊士達にも置いて行かれる土方達
最後は後ろからものすごい勢いで来た沖田のボートにひかれて沈没してしまう
沖田は大きなサメにボートを引かせている様子
沈没する土方のボートを眺めるハジ「…やれやれ」
「まさかあんなものが見れるとはね　ねぇアニキ　真選組に攘夷志士に万事屋　結局揃い踏みか
奴らがひとつの目的のために協力するなんてやっぱり長生きはするもんでやんすよアニキ
だからここで死んだらハードボイルドだなんて思わないでくだせぇよ　もう少しの辛抱で帰れやすからー」
そして　生きて奴らが何をやらかすか見届けやしょうというハジ
後ろには小銭形乗っているが傷が浅くないのか腹をおさえて顔には汗が滲んでいる
小銭形『ーああ』
『たまには晩酌くらい辛抱しよう　勝利の酒（カミュ）はボトルキープしておく』

『バーで待ってるぜ　パーども』
次回、銀魂　533へ！！