【最強バトルBest10】東京グール名バトルランキング(ネタバレ注意)
東京喰種内で見られる多くのバトルシーン。その中でも特にこれは響いた!という名バトルシーンをランキング形式で表してみました。どのキャラクター同士のバトルシーンが何位に入っているのか予想しながら読み進めていってみてください。
このランキングを見た後、その名バトルシーンを見返したくなること間違いなしですね!それでは、ランキングの方に移りましょう!どうぞ!
関連まとめ
10位 金木研VS ナキ
カネキが『黒山羊』のためにナキ率いる白スーツを従えるため13区の流儀にのっとって始まった戦いです。
この戦いで見どころとなるのがナキが取った行動です。空中にいるカネキの足を『捕まえたぞッッッ!!!』と声を出しながら捕まえますが、カネキはその足を軸に足を捩じりながらナキに蹴りをくらわせます。痛みを感じないのかと尋ねるナキに涼しい顔で答えます。
このシーンどこかで見たことがありませんか?これはナキがアニキとして慕っていた『ヤモリ』と覚醒したカネキが戦った時の状況と全く同じなのです。
アニキとして慕っていただけあり戦い方まで似てしまうのか…ナキのヤモリに対する思い入れはとてつもなく凄かったであろうことが伺えます。ヤモリの赫子をカネキが出し、ナキにまだやるのかと問うとナキはカネキに従うことを認めます。そこでカネキにとってヤモリは『力』の象徴であることが語られます。
以上のことから名バトルと言えるのではないかと思いこの戦闘シーンがランクインしました。
9位 オウル VS 亜門
強くなってタタラを殺すことでかつての仲間、法寺やアキラに認められたかった滝沢。
タタラを殺したにもかかわらず法寺は捜査官全体に滝沢をSSレートの喰種オウルとして駆逐することを命じます。その悔しさにより滝沢は法寺と周りの捜査官を殺してしまい、最後、自分がどうしても越えられなかった存在であるアキラに手をかけます。
ここで嘉納の手により喰種となった亜門が登場します。滝沢はアキラを救いに来て自分は殺されるのだと思いきや、亜門は滝沢を助けに来たと言い、滝沢は動揺します。しかし簡単には信用できず亜門に攻撃を仕掛けます。ですが、亜門は滝沢に訴えかけます。
喰種となってしまったことでヒトを殺めて罪を犯してしまったが、滝沢の弱さも強さも自分は知っていて、本質は喰種ではなく喰種捜査官であるだろうことを。そして『死』以外の方法で自分の罪を償うよう言われます。いままで誰かに自分の存在を認めてもらいたかった滝沢。ここで戦いは終わりになるかと思いきや六月の参戦により滝沢は劣勢に。とどめを刺されるというところでアキラが庇います。アキラが六月からの攻撃で致命傷を負ったところで瓜江班が到着しました。
この状態を脱するべく、亜門は己が囮になることで次こそちゃんと逃げ切るように言い、滝沢は負傷したアキラを連れて逃げます。亜門の言葉とアキラの行動に自分は認められていたことを知り、この戦いをきっかけに滝沢の性格はどんどん柔らかくなっていきます。
昔のころのような関係性に完璧には戻れないとしても、それぞれ大きな代償を負って次に進もうとした大事な戦いであったように思います。
8位 霧島トーカ VS 霧島絢都
カネキを救うべくアオギリの巣窟に入ったあんていく一同。そこでトーカは絢都と戦うことになります。
アオギリという危険な組織なんかに入ってないで目を覚ましてほしいというトーカと、口には出しませんがトーカを守るために強くなりたくてアオギリに入った絢都。どちらもお互いを助けたくて戦います。
絢都はいままでトーカに対して攻撃をしてきましたが、そのときはほかの喰種がトーカに手を出そうとして殺されそうになった時代わりに手を加えていただけ。今回もトーカを完膚なきまで倒し赫子まで捕食していますが、捕食したことにより今までトーカがしてきた捜査官殺しの罪を着るためであったことがのちにわかります。
トーカが人間と共存できるように捜査官の目を完全に自分に向けるために…。お互いがお互いのことを思いあっていながらもそれを直接的に表現できない絢都と気持ちをぶつけるトーカ。姉弟でありながら守るために戦わなければならないもどかしさや複雑さ。
いろんな葛藤を胸に抱えた心に残るシーンだと思います。
7位 佐々木琲世(金木研) VS カナエ・エト
ロゼ戦にてカナエと対峙することになった佐々木琲世。カナエが実は女であり忠誠心だけでなく月山習に対して愛してほしいと願い続けていたが越えられない『金木研』の存在。その存在は憎しみに代わり、憎しみによって増幅された力で琲世を圧倒します。
一方いままで自分の中で自分が本当は誰であるのか、己の中から力を使うように語りかけてくる人物をわかっているのに無視し続けようとしていた琲世。それは琲世として生きてきた2年間が消えてしまいそうで怖かったから。
ですが、呼びかけてくる自身に『かっこよく死にたい!』と言われそれを受け入れることで自分が金木研であり、その内からくる力を使う事を決意します。
この瞬間から佐々木琲世としてではなく金木研としての物語が再び始まっていきます。自身の力を受け入れてからはカナエを圧倒します。その後隻眼の梟(エト)と戦うことに。エトと戦うなかで全盛期の時の力思い返されるような戦いを繰り広げます。
結果、エトの胴体を半分に切り裂き一旦勝利を収めます。そしてヤモリと戦って勝利したときもヤモリを食らいさらに自分の能力を高めたようにエトの下半身を捕食します。これがのちになって『隻眼の王』の座になってもらうべくカネキを強くするためのことであったと分かったときの衝撃。
この続けざまに起きた二つの戦いは金木研を復活させたという点で重要な戦闘シーンなのではないでしょうか。
6位 鈴屋什造 VS 隻眼の梟(エト)
あんていく戦で、エトにより攻撃され瀕死状態になった篠原を見て、什造が「悲しい」という感情を前面に出して、負傷しながらもエトに立ち向かっていくシーン。
今まで「死」というものになんの感情も抱いていなかった什造が、瀕死状態になった篠原を見て、何とか篠原を助けたい、篠原を殺させたくない、殺さないでほしい、そういった思いを言葉にできずただ叫びながら負傷した右足を引きずりながらエトに立ち向かっていったシーンは思わず涙が出てしまったほどです。
篠原が瀕死状態になっていくのを見て、戦闘前に「私は、お前が死んだら、悲しいよ」と篠原に言われた言葉の意味を知る場面でもあると思います。篠原には早く目を覚ましてもらって什造に対して「よく、ここまで頑張った」と言ってあげてほしい。
そう思うほどにこの戦い以降から、什造の仲間というものへの考え方は変わり人間らしくなったと思います。
5位 亜門 VS 金木研
東京喰種の中で亜門とカネキは何回か戦うのですが、戦うたびに出てくる名言ともとれる言葉に毎回改めて残酷な東京喰種の世界観に考えさせられます。
初めて亜門と戦った時はカネキは覚醒前で大切なものを守りたいけれども喰種として人を殺したくないそんな思いを亜門にわかってほしくて『僕を…人殺しにしないでくれ』と悲痛の叫びを泣きながら伝えます。この台詞は亜門の中でこれからずっとネックになってくる言葉です。
二度目は覚醒し、ムカデ化しているカネキが倒れている篠原を捕食しているところに亜門が来て戦うことになります。カネキを殺さずに何とか赫子を切り離すことに成功した亜門。その時に「…いいんだな『ただの喰種』でいいんだなッ‼??」とカネキに訴えかけ『もう食べたくない…』と我に返りエトの登場によりこの戦いは終わります。
このカネキの言葉から性格まで変わってしまったかと思われた覚醒が本質のところの性格は何一つ変わっていなかったことが分かりました。
最後は、あんていく戦。芳村店長を助けに行こうとするも亜門によって先をふさがれます。亜門とは戦いたくない、殺したくないと告げながらも止まない亜門からの攻撃に戦うことにします。
亜門はカネキがほかの喰種と違うことをわかっていて亜門自身の大切なものを守るために全力でカネキに攻撃するも心の中では生きてほしいと強く思います。お互い分かり合いたいと思いながらもそうはさせてくれない現状に悩み戦い続けました。
ヒトと喰種が共に生きる世界が近づいたような気がしたのにやはりそうはならない無情なこの世界を描いた戦闘シーンだと思います。
4位 金木研(覚醒後) VS 霧島絢都
ヤモリとの戦いを終えてトーカを助けに来たカネキ。その登場の仕方もまたかっこいいのです。
お父さんとお母さんがいなくなりアヤトに攻撃されつづけ、幼少時代のようなアヤトはもういないのだと記憶をよみがえらせながら思ったトーカは『一人にしないで…』とつぶやきます。
その瞬間、カネキが『しないよ』といいながらトーカを抱き上げて登場します。自分にとって守るべき存在であるトーカを傷つけられたものの、絢都が何を考えてアオギリに居るのかをカネキは知っていて、尚且つトーカのたった一人の弟(家族)であることから、『君のことは殺せない…』と絢都に告げます。
しかし、ここで一転、アヤトに対して『半殺しの定義って何だと思う?』とアヤトに尋ねます。そこから狂気混じりの顔でいろいろ半殺しについて考えていたことを述べます。そして『…だからね、”骨”かな…と』と半殺しにするために206本あるうちの103本を折ることで半殺しにするとカネキは言い実行します。
普通の漫画であれば殺せない…となったところで終わるか一発殴るかで終わりますが、ここで終わらないのが東京喰種。半殺しにして痛みを味合わせることでどれだけトーカが辛かったかを教えようとしたのです。やり方は残酷ですが、ある種理にかなって行われたカネキによる半殺し。
このシーンは多くの読者に強烈鮮明におおきなインパクトを与えたのではないでしょうか。
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