【名バトルTOP15】バキ 名バトルランキング(ネタバレ注意)
15位 ジャック・ハンマーVSピクル
「地上最強の生物」範馬勇次郎の血を引き、その圧倒的な体格とパワーで先の「地上最大トーナメント」において準優勝を獲得したジャック・ハンマーと、「古代最強の戦士」ピクルの戦い。
お互いに噛みつきを得意とし、双方の口と口を合わせ咀嚼筋力の勝負となったが、ピクルはジャック・ハンマーの頬肉を食いちぎり、そのまま食べてしまう。圧倒的なパワーでジャック・ハンマーをダウンさせたピクルであったが、ジャック・ハンマーのオーラを古代の猛毒蜂と同じと判断したピクルは彼を食するのを躊躇し、その場を去ってしまった。
倒れてからもピクルに威圧感を与えたジャック・ハンマーの凄さを感じさせる名勝負であった。
14位 ドリアンVS加藤 清澄(かとう きよすみ)
絞首刑を10分も耐え、その場の刑務官やドクターを皆殺しにし脱獄した死刑囚ドリアンと、最強の空手集団の神心会の狂犬である加藤清澄との戦いである。
グリセリンを両拳に塗り、そこにガラスの破片をまぶして凶器にしたドリアンに対し、ガラス瓶を持ち、蹴りの下に添えてドリアンの顔面を瓶ごと蹴り砕く加藤清澄。喧嘩空手の達人である加藤清澄の優勢に思われた戦いであったが、実はその戦いはドリアンによる催眠が見せた幻であった。
最後はドリアンが加藤清澄の頚部を切り裂き、ドリアンの勝利で幕を閉じた。ドリアンの技術が勝った名勝負であった。
13位 範馬 勇次郎(はんま ゆうじろう)VSピクル
「地上最強の生物」範馬勇次郎と、「古代最強の戦士」ピクルの対決。
拳と拳を合わせた単純な腕力の勝負であったが、圧倒的なピクルの力に対して、流石の範馬勇次郎も技を使わなければ押し負けしていたかもしれない。
「俺を技に追い込みやがった」という範馬勇次郎の心の声からも分かるように、ピクルの潜在能力は計り知れないものがあるということだろう。まさに鬼VS野獣の、短く太い名勝負であると言える。
12位 ユリーVS花山 薫(はなやま かおる)
幼き頃の範馬刃牙さえもスパーリングで失神させてしまうほどのスピードとパワーを誇る、当時のボクシング界で最強と言われたユリーと、最強の喧嘩師・花山薫の一戦。
「世界へヴィ級タイトルマッチ」に挑むはずだったユリー。試合会場に向かう彼の前に突如現れた花山薫。花山薫に対しパンチを叩きこんで優勢に思えたユリーであったが、彼の片腕を掴んだ花山薫が両手に力を入れた時、それは起こった。花山薫の代名詞である「握撃」がユリーの片腕を完全に破壊してしまったのである。そこからは早い勝負だった。花山薫の強烈なパンチによって顔面が崩壊し、ユリーは倒れた。
あと一歩で「世界へヴィ級のタイトル」を獲得したユリーの姿を見るはずだった、読者としては少し残念でもある名勝負であった。
11位 ビスケット・オリバVS範馬 刃牙(はんま ばき)
範馬勇次郎の息子である範馬刃牙と、刑務所に囚われながらも贅沢三昧の生活を送る最強の筋力の持ち主であるビスケット・オリバの戦いである。
圧倒的なパワーと筋肉の鎧で範馬刃牙を追い詰めていたビスケット・オリバだったが、範馬の血の底力で、真っ向から反撃した範馬刃牙。最後は範馬刃牙のパンチでまさかのビスケット・オリバ失神で勝負は終った。
父である範馬勇次郎との戦いを前にした相応しい前哨戦であった。
10位 ドイルVS烈海王(れつかいおう)
高電圧の電気ショックによる死刑を生き延び、脱獄に成功した死刑囚ドイルと、中国武術界において最高峰の称号である「海王(かいおう)」の名を持つ烈海王の戦い。
数日前、戦友であり親交の深い愚地克己を粉塵爆発により重体にしたドイルに対し、敵を討とうと怒りの炎を燃やしていた烈海王。あるバーで始まったこの戦いは、烈海王の使う棒術や無数のクナイによりあっという間に決着がついた。
しかし、振り返った烈海王の頚部にクナイを突き刺したドイル。失神し、朝まで倒れていた烈海王をカラスから守るように仁王立ちしていたドイルを恩人とみなし、彼を担いだまま数キロ先の病院まで猛ダッシュで向かう烈海王。まさに、戦友同士の情が見られる名勝負であった。
9位 範馬 刃牙(はんま ばき)VS夜叉猿(やしゃざる)
・父である範馬勇次郎を倒すために飛騨山脈に修行のため入山した範馬刃牙と、飛騨山脈の頂点である魔猿・夜叉猿の戦い。
夜叉猿の圧倒的なパワーと野生に圧倒される範馬刃牙であったが、耳や鼻の穴といった防御しようのない急所を攻め、最終的には夜叉猿の回転技にカウンターで合わせた拳で夜叉猿の気道を塞ぎ、失神させて勝敗が決まった。
最強の野生さえも凌駕するほどの範馬の血の開花を見た、範馬刃牙の幼年期の名勝負であった。
8位 花山 薫(はなやま かおる)VSスペック
引用 renote.jp
最強の喧嘩師と呼ばれる花山薫と、拳のみで自由の女神像を崩壊寸前にまで破壊した死刑囚スペックの戦いである。
スペックは圧倒的な肺活量を活かした無呼吸連打で、花山薫に反撃の隙を与えないほどの打撃を繰り出し追い込んだかのように見えたが、無数の打撃の雨を浴びながらも花山薫の目は死んではいなかった。花山薫のパンチがスペックの顔面にヒットし、たったの一発でスペックは戦意喪失してしまう。
その後も数発のパンチを打ち込み勝負はついたかに思えたが、スペックが警官から奪った弾丸を花山薫の口に突っ込み、顎に打撃を打ち込んだ。花山薫の口の中で暴発した弾丸は彼の頬の肉を全て奪い、いよいよ勝敗が決したかのように思えた。
だが、最強の根性とタフネスさを誇る花山薫は、それでも倒れなかった。「まだやるかい?」というセリフを放ち、強烈な一撃でスペックを街灯の上まで飛ばし、勝負は彼の勝利で終った。花山薫という漢の強さを改めて知る勝負であった。
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