【名場面Best30】男塾 名場面ランキング(ネタバレ注意)
30位:友へのエール「血闘援」
引用 arcadia5.com
大威𢸍八連制覇は二人一組での闘いとなる。そしてその組み合わせは抽選の結果、奇しくも驚邏大四凶殺で闘った因縁の相手との組み合わせとなった。
富樫と飛燕も激闘を繰り広げた二人。そして対戦相手も富樫の兄を死に追いやったセンクウ・独眼鉄となった。
独眼鉄の首締めで失神寸前に追い込まれた飛燕に、富樫は文字通り身を刻むようなエールを送った。「血闘援」手にしたドスで胸に刻んだ「闘」の文字を見た飛燕は蘇生し独眼鉄を打ち破った。
29位:藤堂豪毅の正義
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藤堂豪はあの藤堂兵衛の実子であり冥凰島十六士総帥である為、ダーティーなイメージが強いが自らも闘士のひとりであり、闘う男の道義もわきまえている。
部下である黒薔薇のミッシェルが富樫との闘いにおいて敗れ、さらに谷底に落ちそうな窮地を救ったことに裏切り者として射殺しようとした者の腕を切り落とし、それを阻止した。
また、このシーン以外でも敗北の責任をとって切腹しようとする洪師範を止めたり、単なる悪役ではないことが伺える。
28位:塾長の敗北
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塾長を襲った突然の悲劇・・・手入れ中のブラシに引っ掛かったラス1の髪の毛が抜け落ちたのである。唐突に塾生達へ強制丸坊主の令が発せられる。ハッキリ言ってこれはもう八つ当たりである。
そして丸坊主を回避するためには翌日正午までに頭墨印(塾長の頭に『男』の文字を入れる)に成功することが条件として添えられた。富樫ら塾生達は全力でこれに挑むも力及ばず。最後の大仕掛け、ダンプで運んだ大量の砂に生き埋めにして苦しまぐれに顔を出した瞬間に頭墨印を記す作戦も、土砂に紛れたスタンプでこれを阻止した。
もはやこれまでと思った瞬間、ヘルメットが取れた江田島のハゲ頭に頭墨印が!桃の仕組んだ奇策に一本取られ、笑い飛ばす敗者江田島であった。
27位:えっ!?
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優れた体術で三面拳最強と呼ばれた月光。淤凛葡繻(オリンポス)十六闘神との戦いでは敗れた蝙翔鬼の指名で副神・一角獣の搴兜稜萃(ケンタウロス)と対戦した。
焼死した蝙蝠の亡骸を踏みつぶしたり、虫の息の蝙翔鬼の手を刺し貫いたり冷酷非道ぶりを見せつける搴兜稜萃に鬼神と化した月光が猛攻を加える。
まずは愛馬ユニコーンを倒し、五年ぶりの地に降り立たせる。月光の実力者ぶりに手を焼いた搴兜稜萃はボール型の武器に仕込んだ目つぶしで形勢逆転を謀る。しかし一向に動きが衰えない月光より衝撃のカミングアウトがなされる。月光は生まれつき目が見えなかったのであった。
読者は一様に「えっ!?」と思ったのではないか?宮下ワールド全開である!
26位:孤独の男 翔霍
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男塾第二の助っ人として登場した正体不明のマスクマン・翔霍(しょうかく)。梁山泊の一人で、伸縮自在で猛毒を噴射させる彊条剣を使いこなす蓬傑と対戦する。
巨象すら3秒で倒すという猛毒をガードした腕に打ち込むも、毅然とする翔霍はその種明かしをする。腕に巻かれたバンテージを剥がす毒手が露わになる。敵である蓬傑のみならず、男塾陣営でも彼の正体について誰もが死んだはずの影慶であると色めき立つ。しかし翔霍は勝利後も自らの正体を明かすことなく、その場を立ち去る。
帰り際、邪鬼の前を通る際に翔霍は無意識に彼の影を避けて通ってしまう。それを指摘した邪鬼にさえ正体を明かすことなく立ち去る。邪鬼はそんな彼の心中を察し、去りゆく翔霍に言葉を投げかける。翔霍は振り返ることはしないが、この時は邪鬼の思いに心打たれ涙を流していた。
25位:雷電 男の信義
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梁山泊十六傑三首領の長兄・梁皇(りょうこう)。実弟の亡骸を踏みつけ、部下の失言に対しためらいもなく殺害するほどの冷酷無比な男である。
そんな梁皇と対峙した雷電は、猿宝より託された三匹の猿と共に挑んだ。必殺の「枯渇噴血霰」を猿達の捨て身のフォローで見破った雷電は同じ技で梁皇を追い込む。正攻法では敵わぬと見た梁皇は猿達を人質にし、無抵抗の雷電を葬った後に猿達も始末する。
猿宝から託された猿を守るため命を張った雷電に敬意を表したい。※ちなみに梁皇はこの後、伊達に圧倒的な力の差を見せつけられ葬られた。
24位:オカマの男意気
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無数のカラスを操るファラオスフィンクスの右将であり、厚化粧のナルシスト・ホルスと伊達が対戦した。人の趣味をとやかく言うつもりはないが、後にこの化粧癖が命取りとなる。
奇襲によって伊達の視力を奪ったホルスだが、カラスの攻撃も動きを察知し、片っ端から叩き落としてしまう。さればと全カラスに鈴を持たせ、その音に紛れて猛毒をに浸した爪で命を狙うも化粧の香りで動きを悟られてしまい、さらに毒の爪を一本奪われそれにより致命傷を受け敗北する。
しかし勝負の決した後に無駄な殺生を好まない伊達は、主人の仇に襲い掛かるカラス達を当身だけで仮死状態で退け、毒に犯されたホルスを救命する。そんな伊達に、背後より出番を待つアヌビスが槍を投げつける。が、これをホルスが身を挺して阻止。伊達の男気に男気で答える勇ましさを見せた。
23位:独眼鉄の意地
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狼髏館第十五代館主・宗嶺厳の部下にまで手をかける冷血ぶりに怒りを覚えた独眼鉄が対戦を志願。釽舞大円盤(刃のついた大型の円盤)で攻撃を仕掛けるが、円盤に飛び乗った宗に間合いを詰められ反撃を食らう。二人の実力の差は歴然で.つま先だけの蹴りで吹き飛ばされたり、指一本で頭上まで持ち上げられたり独眼鉄には全くいいところなしの闘いとなった。
もはや勝負ありに見えた両者の対決であったが、宗の放った「男塾は腑抜けの集まり」の言葉に激怒し飛びかかる。しかし翔穹操弾を残った片目に撃ち込まれ、さらには背骨までへし折られ完膚なまでに叩き潰される。
息絶え絶えの中、独眼鉄は桃に自らの胸中を話す。たとえ敵わなくても黙っていられなかったその思いを。.
22位:センクウの見せた男意気
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濃硫酸プール上に足場を組んだ「富樫・飛燕対センクウ・独眼鉄」は、独眼鉄を早々に破った富樫組が優勢に進めるかと思えたが、三号生死天王センクウの壁はあまりにも厚かった。
飛燕は自らの神経節を絶ち命と引き換えにセンクウに深手を負わすも倒れる。その勝負への執念に敬意を表したセンクウは富樫に飛燕を弔う猶予を与える。
富樫とセンクウの一騎打ちとなり、濃硫酸上の浮石での勝負へと闘場の様式が変貌する。体術で遙かに優るセンクウに捨て身で挑む富樫は、烈繞降死でバックを奪われるやドスで自らの体ごとセンクウを貫き相打ちを狙う。同体で濃硫酸の中に突っ込む寸前、センクウはドスを引き抜き“後輩”富樫を足場に放り投げ救う。
それだけの力があれば自分が助かる道もあったであろうが、己が認めた男であれば最大限に敬意を表すセンクウらしいシーンである。
21位:大威𢸍八連制覇決意の開戦
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「大威𢸍八連制覇」三年に一度、先輩後輩の区別なく行われる男塾の覇権を奪い合う最大の修羅業行である。過去十余年連続三回これを制し、男塾の帝王として君臨し続ける三号生筆頭大豪院邪鬼。
その牙城を崩したとき男塾の歴史が動く。驚邏大四凶殺で凌ぎを削った八人が今度は一致団結して男塾の歴史に挑む!
この戦いを前に互いの覚悟を確認する「灼赤棒の儀式」。邪鬼の手より灼熱で焼かれた鉄棒を差し出された桃は、それを受け取るや真っ二つにへし折り、邪鬼の支配する時代に終止符を打つ決意を見せる。
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