【名場面Best20】七つの大罪 名シーンランキング(ネタバレ注意)
20位:聖騎士ギルサンダー
七つの大罪探しの旅をするメリオダスとエリザベス。ディアンヌとの再会を喜ぶのも束の間、聖騎士ギルサンダーが彼らの前に立ちはだかった。
父である前聖騎士長を殺したことへの報復と、自らの力を誇示すると語るギルサンダーはある言葉を口にした。「私は<七つの大罪>の誰よりも強い」と。
この後、実はこの言葉が助けを求める合言葉だったことが明らかになる。
19位:激突!妖精王の森
リオネス奪還後、バンとキングはメリオダスと別行動をとり、エレインの遺体が安置してある妖精王の森に来ていた。久しぶりに妖精の森に来たキング、そこではキングは森を捨てた嫌われ者の王様となっていた。
しょげるキングだったが、そこへ「巨獣アルビオン」が現れる。圧倒的な力に成す術がない妖精たち、くし刺しになり動けないバン。全てを守る為、キングは神器を解放する。
色々なものを失ってきたキングに、これからは全てを守る王様になって欲しいと願わずにはいられない。
18位:君がいるだけで
エスタロッサの手により一時は死亡していたメリオダスだったが、自らにかけられた呪いの力によって生き返っていた。だがその呪いは生き返る度に感情を喰われ、最強の魔神だった頃の彼に逆行するというものだった。
少しずつ感情を無くし非情になる自分。だがその力がなくては大切なものを守れない。「オレは昔の自分に戻るのが怖いよ」と、メリオダスはエリザベスの前で涙を流すのだった。
いつも飄々としているメリオダスが弱音を吐く珍しい場面。
17位:エリザベスvsインデュラ
3千年前、魔神族とスティグマ(連合軍)は聖戦の真っ只中にいた。スティグマの中心人物であったメリオダスと女神族のエリザベスは、聖戦を終わらせようと共闘していた。
和平を結び平和的な解決を望むエリザベスに対し、魔神族を皆殺しにしようとする「四大天使」のリュドシエル。四大天使の力に圧倒されインデュラ化してしまったデリエリとモンスピートを救おうとするエリザベスを無視し、二人にとどめを刺そうとしていた。
魔神族のメリオダスはエリザベスの背後を守る為、リュドシエルの前に立ちはだかる。かつてのエリザベスとメリオダスが、背中を預けられる程強い信頼関係だったことが伺える場面である。
16位:聖女の叫び
エレインを生き返らせる方法を探しに「盗賊都市レイブンズ」に来たバンとジェリコ。その街では死者が蘇り生者に悪さをしているという噂が流れていた。
当てが外れたと街を後にしようとするバンの前に死んだはずのエレインが現れ、再会を喜ぶ二人は濃厚な口づけを交わした。
七つの大罪史上最も濃厚なキスシーンである。
15位:言葉はいらない
リオネス奪還戦以降、別行動をとっていたバンとメリオダス。バンは女神族の言葉に踊らされ親友であるメリオダスを殺そうとしてしまった事をずっと後悔していた。
バイゼル大喧嘩祭りにて久しぶりに顔を合わせた二人、最初こそいつもと変わらない態度の二人だったが、急にバンが真面目な顔になり「…何も聞かねぇのかよ」と問いかける。「好きな女にまた逢えたんだろ?それでいいじゃねぇか!!」と返すメリオダスに、バンは「…ごめんな」と呟いた。
男の友情が伺える胸が熱くなるシーン。
14位:亀裂
リオネス奪還戦の最中、ビビアンによってエリザベスが連れ去られる。エリザベス奪還のためメリオダス、バン、ゴウセルは一足先に王国を目指しディアンヌにぶん投げられる。一方少し遅れてディアンヌも王国に到着するが、ドレファス率いる聖騎士軍団に遭遇してしまう。
一方的な攻撃を見せる聖騎士軍に対し、街で逃げ遅れた人を庇いながら戦うディアンヌ。そんな姿を目の当たりにしたハウザーとギーラはついに自分の正義のために動き出す。
敵だった人物が味方になるシーンに胸が熱くなった読者も多いのではないだろうか。
13位:残酷なる希望
十数年間体を乗っ取られていたドレファスだが、蘇ったザラトラスの最後の力により遂にフラウドリンを追い出す事に成功した。
元は揺るぎない信念を持っていたドレファスは、フラウドリンに渾身の一撃を見舞う。ようやく正気に戻ったドレファスとヘンドリクセン、ザラトラスは二人に最後の伝言を託すのだった。
初期の頃は死んだ姿がかなり印象的だったザラトラスが、見事に活躍した場面である。
12位:君のためにできること
2度目の蘇りにより魂が摩滅しているヘルブラムは、自分の意識があるうちに自分を殺すようにキングに頼む。
今までに2度も親友を殺してしまったキングはもう親友を殺す事は出来ないと涙を流すが、ヘルブラムの「だったら!!俺っちはチミの親友をやめる!!」という一言がキングを動かすのだった。
二人の友情が分かる場面でありながら、とても切ないシーン。
11位:バンデッド・バン
ブリタニア最大の森・妖精王の森。そこには大樹があり、頂上には聖女・エレインが守る「生命の泉」があった。賊のバンは「生命の泉」を奪おうと大樹を目指していた。
最初こそ宝を守る者と奪おうとする者でしかなかった二人だが、次第に惹かれ合っていく。バンが大樹にやってきて7日目、穏やかに過ごしていた二人に災厄が訪れる。魔神族の襲来であった。深手を負う二人、エレインは力を振り絞り生命の泉の水をバンに飲ませるのだった。
悲劇的な状況ではあるが、水を飲ませるシーンがとてもロマンチックでもある。